流体特化AIをお手軽にお使いいただける製品「DeepLiquid Lite」シリーズの提供を開始予定
〜第一弾は異常検知パッケージ〜
流体特化AI「DeepLiquid」を開発/提供するAnyTech株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:津久浦 亮 以下、AnyTech)は2023年度より「DeepLiquid Lite」シリーズとして異常検知AIを利用可能なパッケージ製品の提供を予定しています。
それに伴い、2022年9月1日より、トライアル版の提供を開始いたします。
本システムは、流体特化AI「DeepLiquid」を正常データ/少量データでAIモデルを構築し、水処理プラントや製造現場における異常検知を行い、巡視・目視確認の省人化や属人的な判断を標準化するといった業界が抱える課題を解決いたします。
現在、多くの製造業現場や水処理場などでは、作業員が巡視を行い、液面の異常を目視確認しています。異常の対象となるものは、排水処理施設における油流出や濁度変化、液面に浮かぶ異物など様々です。
特に油面検知などは、既存センサーでは誤検知が多く、また局所的にしか観測できないといった課題が存在します。
また、従来のAIでは「異常データ」を大量に蓄積し学習させる必要があるなどAI構築までに障壁が多く、断念するケースが多く見られます。
AnyTechが提供する異常検知パッケージでは、これまで研究開発してきた流体特化AIのノウハウを活かし、ベースとなるAIモデルを用意することで、正常データを少量用意するところから利用を開始することが可能です。
システム画面を用意しているため、現場のリアルタイム動画を確認したり、判定結果をログとして蓄積し確認することができ、これまでの「センサーが発報しても現地に行かなければ確認できない」「どのような異常が発生しているか記録として残っていない」といった問題を解決することが可能です。
対象によっては、正常と異常の境目が難しく熟練の作業員でしか判断できないといった課題もありますが、異常検知パッケージであればログデータを活用しモデルを学習していくことで、モデル自身が成長し熟練の作業員と同様の判断をすべての設置箇所で判断することができます。
これらのソリューションにより、巡視・目視確認といった人的作業を自動化し、カメラを使った遠隔監視や作業員が簡単に確認することを実現いたします。
そして、これまで熟練作業員などに属人化していた判断を標準化し、施設異常や品質異常の早期発見に繋げることができます。
AnyTechでは現在、本システムのトライアル版ユーザーを募集しております。
課題を抱えている企業様からのご連絡をお待ちしております。
DeepLiquid Lite 特設サイト : https://deepliquid.jp/
AnyTechは、本システムを製造業の多くの企業様に活用していただき、製造業界におけるAI活用事例を増やし、共に新しい製造業の姿を作っていくことを目指します。
また、今後も流体特化AIの研究開発をより一層深めることで、業務効率化や言語化しにくい技をどのようにデジタル化し、多くの現場や下の世代に伝えていくかを共に考え、製造業界の課題を解決するAIソリューション/サービスの充実を進めてまいります。
私たちは、製造業の企業様のAI活用/DX促進をサポートいたします。
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